ワーママ転職は、転職時期や転職先の選び方など、迷うポイントがたくさんありますよね。
実は、転職時期や転職先の勤務条件が、子供の保育園在籍条件に関わってくるなど、意外な注意点もあります。
私は子供が小学生になる前に転職活動をし、働き方を変えました!転職の最適なタイミングだったと思います。
この記事では、ワーママ転職のベストタイミングや注意点について、私自身のリアルな経験談をもとにお伝えしていきます。
- なんとなく転職したいと考えている
- 転職のベストタイミングを参考にしたい
- ワーママ転職の注意点・成功させる方法が知りたい
この記事を読めば、転職のベストタイミングや、転職の注意点が分かります。
転職を考えているワーママさんは、ぜひ読み進めてくださいね。
webデザイナー:リリィ
webデザイナー歴10年以上の2児のママ。web制作会社から事業会社まで4社転職経験と、子育て中の転職活動経験もあり。現在はフリーランスとして活動中。
ワーママ転職に注意が必要なタイミング
ワーママ転職には注意が必要な点が多いです。
タイミングを見誤った転職をすると、保育園が退園になってしまうなど、思わぬアクシデントがある場合があります。
本格的な転職活動をスタートする前に、今がタイミングとしてどうなのかを考えていきましょう。
妊活中の転職
2人目、3人目が欲しいと考えている場合、転職タイミングに注意する必要があります。
妊活中に転職活動をしている場合、入社直後に妊娠が判明するケースも…。
産前産後休暇の取得には条件はありません。そのため、転職直後であっても取得することは可能です。
しかし、注意しなければならないのが、育休の取得です。
転職後の新しい職場で育休を取得する場合、下記の条件に当てはまっている場合は育休が取得できません。
- 雇用されている期間が1年未満である
- 1年以内に雇用関係が終了することが明らかである
- 週の所定労働日数が2日以下である
※2022年3月現在の情報となります。
もし育休を取得できない場合、産前産後休暇のみを取得し、出産後8週間で仕事に復帰しなければなりません。
しかし、出産後8週間で仕事に復帰するのは、正直なところ難しいですよね…。
育休が取得できず、せっかく転職したにもかかわらず退職することになってしまうケースもあります。
転職先で育休を取得できるかを考えながら、転職のスケジュールを立てていきましょう。
育休中の転職
育休中の転職は、注意が必要です。
育休中に転職し、復帰前の職場から変わってしまった場合、保育園の入園が取り消しになってしまう自治体もあります。
実際に、私の自治体は「育休中に転職し、復帰前と復帰後の職場が異なる場合は、保育園の入園は取り消し」になってしまいます…。
※ただし、会社の倒産等でやむを得ず転職する場合を除く、という注意書きがありました。
せっかく決まった保育園の入園取り消しを避けるためにも、育休中の転職を考えている場合は、必ず事前にお住まいの自治体に確認を取りましょう。
ただ、育休中は転職活動の準備期間としては最適です!今後の自分のキャリアプランを考えたり、職務経歴書等の作成を準備する時間に使うとベストです。
育休復帰直後の転職
子どもが保育園に入園したばかりの時期は、発熱や体調不良等で保育園をお休みをすることがとても多いです。
また、新しい会社へ転職する場合、有給休暇がほとんど無い状態からのスタートになります。
有給を使用できず欠勤になってしまいお給料が減ってしまいますし、入社して間もない時期に会社をお休みするのは肩身が狭いため、なるべく避けたいところですよね…。
また、ママ自身も仕事復帰したばかりで新しい生活に慣れる事に大変な時期であるため、自身にもかなりの疲れが溜まっています。
私自身も仕事復帰後2ヶ月目に、高熱が3日続いて寝込んだことがありました…。ママ自身もかなり疲れが溜まっているはずです。この時期は無理しないのがおすすめ!
ワーママ生活に慣れるまで、この時期は積極的な転職活動は少し待つことをおすすめします。
保育園転園を検討している時期の転職
通っている保育園が2歳クラスまでの保育で転園が必要だったり、兄弟別園に通っているため転園申請を出しているワーママさんも多いですよね。
しかし転園決定後、申請時と転園後の職場が異なっていると、保育園が退園になってしまうケースがあります。
実際に、私も以下のような事がありました。
兄弟で別園に通っていたので、転園申請を出していました。
その時期に転職活動を開始しようと思い、自治体の保育課に相談したところ「今転職して勤務先が変わると、退園になる可能性がある」と言われました…。
そのため、転園が決定するまで転職活動は控えました。
各自治体によってルールが異なるため、保育園の転園を検討している時期に転職活動をする場合は、必ずお住まいの自治体に確認を取ってください。
小学生入学に重なる時期の転職
小学校入学と同時に、会社の時短勤務制度が終了してしまう、というママさんも多いですよね…。
子どもの小学校入学のタイミングは、ワーママが転職を考える時期のひとつです。
ただし、入学のタイミングと転職が重なると「小1の壁」がより重いものになってしまう可能性が高いので、注意が必要です。
特に入学後しばらくは、親の負担がとても高くなります。
具体的には、こんなことが大変だと感じました…。
- 学校の給食開始は4月下旬から。それまで毎日学童にお弁当が必要
- 子供の下校時、4月の間は親の付き添いが必要な場合がある
- 急に保護者会や授業参観等の予定が入る
- 学童で宿題を終わらせてくるが、丸つけは親が行う必要があるので、慣れるまで大変
学校行事のために会社を休む必要があったり、親がやらなくてはならない事も増えます。
また、新しい環境に変わることで子ども自身も疲れているため、子どものケアが必要な時期でもあります。
転職と同時に小学校入学が重なってしまうと、非常にバタバタしてしまいます。
出来るだけ転職時期が入学の時期と重ならないように調整できるとベストです。
転職しやすいタイミング
次に、転職にベストなタイミングを自身の経験から紹介していきます。
私自身は、以下の時期に転職活動をスタートしました。
- 自分:育休明け10ヶ月後
- 上の子:保育園年長クラス
- 下の子:保育園1歳クラス
- 保育園の転園が決定し、しばらく経過していた
子どもが保育園の年少~年長の頃
子どもが年少〜年長のタイミングは、転職活動の時期にベストだと感じました。
理由は以下の通りです。
- 子どもが保育園生活に慣れている
- 下の子の病欠が減った
- 自分自身もワーママ生活に慣れている
下の子の病欠が格段に減り、自分自身もワーママ生活に慣れていたので、だいぶ落ち着いた気持ちで転職活動をスタートできました。
また、小学校入学後は「小1の壁」に重なってしまい、しばらく転職活動どころでなくなってしまいます。
環境が大きく変わる時期の転職は避け、母子共に落ち着いた時期に転職活動をするのがおすすめです。
【体験談】私自身はどうやって転職活動を進めたのか
ワーママは、仕事・家事・育児…と非常に忙しいので、転職活動に使える時間が限られています。
実際にどのように転職活動を進めていったのか、私自身の体験談を紹介していきます。
私は退職せず、仕事をしながら転職活動を進めていました。
上の子が小学生になる前の年長の時期に働き方を変えることができ、本当にベストタイミングでした!
1. まずは自治体の保育課へ確認を取った
転職活動を始める前に、住んでいる地域の保育課に問い合わせて「転職して勤務先が変わっても、保育園を継続できるのかどうか」を確認を取りました。
転職し、勤務地や勤務時間が変わってしまうと、退園になってしまうケースもあります。
そのため、転職を考えている場合は、お住まいの自治体の保育課に必ず問い合わせましょう。
実際に、私自身が保育課に問い合わせると「今働いている会社と同じ勤務時間でないと、転職したら退園になる」という事が分かりました…。
私は8時間フルタイム勤務だったので、パートや派遣社員等の短時間勤務の仕事に転職すると、「退園」する事になってしまう…という事でした…。
自治体によって条件が異なりますので、転職を考えているワーママさんは、「転職しても、保育園に在籍できるか」ということを、お住まいの自治体へ必ず確認を取って下さい!
以下の記事も、参考にどうぞ。
2. 履歴書・職務経歴書などの書類を準備した
私が転職を意識したのは、2人目の育休明け後すぐでした。
しかし、下の子は保育園に入園したばかりで発熱等での呼び出しも多い時期であり、私も2人目ワーママ生活に慣れていない時期だったため、この時期の積極的な転職活動は見送ることに…。
転職が難しい時期は、履歴書や職務経歴書等の応募書類の準備を進めました。
過去数回の転職経験から、「良い求人はすぐに応募終了してしまう」事が多かったです。
そのため「良い求人が出たら即応募」できるように、書類の準備を進めておきました。
応募書類の作成は、通勤中や昼休み等のスキマ時間を使って行いました。
スキマ時間に応募書類に記載する内容を携帯にメモしておき、まとまった時間が取れる時に、職務経歴書に書き起こしていました。
3. 転職エージェントに登録した
2人目の育休復帰からしばらく経ち、下の子が2歳になる頃に「これから転職活動を本格的に始めよう」と決心しました。
私が実際に登録した転職エージェントを紹介します。
時短正社員の案件に特化!「リアルミーキャリア」
まず真っ先に登録した転職エージェントは、時短正社員の案件を厳選して紹介している「リアルミーキャリア」です。
普通の求人サイトでは時短勤務できる求人がなかなか見つかりませんでした。
しかし、リアルミーキャリアでは意外にも時短勤務できる案件が多いことに驚きました。
実際にサービスに登録し、利用した私の感想は、下記記事にまとめています!
リアルミーキャリアの求人は関東1都3県と大阪市内(2022年3月現在)に限られているのですが、このエリア内で時短正社員として転職したい方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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求人数トップクラスの「リクルートエージェント」
次に登録したエージェントは「リクルートエージェント」です。
過去に転職した際、リクルートエージェントで内定を頂いた経験があります!安心感があるので、再度登録しました。
リクルートエージェントは、他社と比較すると、求人数がとにかく圧倒的に多いです!
私の中では「転職するなら、まずは登録マストのエージェント」というイメージです。
また、今すぐの転職を考えていなくても、今後のキャリアプランをアドバイザーに相談に乗ってもらうことができます。
転職を考えているワーママさんは、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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ちなみに、どのエージェントもキャリアアドバイザーとの面談は電話ですることができました。
私は仕事中の昼休みに公園等に移動し、面談を受けていました。面談のためにわざわざ有給を取らなくて済んだので助かりました♪
自分に合う案件を紹介してもらえる「転職エージェント」を上手に活用してみましょう。
4. 正社員以外の働き方も候補に入れた
私はフリーランスとして働くことも選択肢の一つとして考えていたので、「業務委託」のお仕事の書類選考にも応募しました。
実は学生時代から「いつかフリーランスで働いてみたいな…」という気持ちがありました。
自分の将来のキャリアプランを考えているうちに、「フリーランスに挑戦してみたい」という想いが日に日に強くなっていました。
業務委託のお仕事も選考・面接を受け、無事に条件にピッタリ合うお仕事の内定を頂くことができたので、フリーランスとして開業することに決めました。
フリーランスを選んだ場合に少しでも収入源が増えるよう、転職活動の準備と並行しながら副業をしていました。ワーママでもできる副業を、以下の記事で紹介しています。
【結果】小学生になる前に、働き方を変えることができた
結果として、上の子が小学生になる前に、働き方を変えることができました。
小学校に入学してしばらくは、親のサポートが多く必要だったり、急に学校行事が入ってバタバタしてしまいます。
働き方を変える時期として、子どもが小学生になる前のタイミングは本当にベストだったと感じています。
ワーママ転職を成功させるポイント
実際に転職活動をした経験から、ワーママ転職を成功させるポイントを紹介していきます。
準備は前もって進める
これまでお伝えしてきた通り、ワーママの転職は、転職が難しい時期が多いです。
転職が難しい時期は、転職活動の準備に充てるのがおすすめです。
転職にベストなタイミングがやってきた時にすぐに求人の応募ができるように、準備を前もって進めておきましょう。
特に職務経歴書は、これまでの仕事を振り返りながら書くので、かなりの時間が掛かります。
私の場合はデザイナー職なので、ポートフォリオ制作が更に加わりました。作成にかなり時間が掛かったので、もっと前もって作りたかったな…と思いました。
応募書類をある程度仕上げてあれば、いざ転職活動を始める時に、スムーズに求人に応募することができます。
また、良い条件の求人は応募者が殺到し、すぐに採用が決まってしまいます。
チャンスを逃さないためにも、準備は早めに進めておきましょう。
転職エージェントを上手に活用
ワーママは転職活動に使える時間が限られています。
自力で求人サイトから求人を探そうとすると、膨大な時間が掛かります…。
そのため、一度登録するとその後は自分に合う案件を紹介してもらえる「転職エージェント」を上手に活用してみましょう♪
面接の日程決めなどの企業との連絡や、内定後の年収交渉もエージェントが上手に進めてくれます。本当に有難かったです♪
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正社員以外の働き方を候補に入れる方法も
「正社員以外の働き方を候補に入れてみる」という選択肢もアリです。
派遣社員として働く
「派遣社員」なら、例えば「週3日勤務・勤務時間5時間」といった家庭と両立しやすいお仕事も多いですし、時給もパートより高額です。
派遣のお仕事なら「テンプスタッフ」が案件数が圧倒的に多いです。
テンプスタッフは私の友人も登録していて「担当者さんのサポートが丁寧」と、評判がかなり良いです♪
派遣社員も、健康保険・厚生年金保険などの社会保険に加入できます。(勤務日数・労働時間が基準以上の場合)
派遣社員として働く選択肢も候補に入る方は、ぜひ一度チェックしてみてください♪
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フリーランスとして働く
「フリーランス」として働く選択肢もあります。
フリーランスなら自宅で働くことができますし、働く時間も自分自身で決めることができます。
私は正社員転職ではなく、フリーランスで開業するという選択肢を選びました。企業から「業務委託」でwebデザインのお仕事を請負っています。
業務委託のお仕事は、デザイン系の他にも、オンライン事務、webマーケティングなど、かなり幅広いです。
業務委託の求人が多い「在宅フルリモート案件に特化した求人サイト」もあります。気になる方は、一度チェックしてみてください。
【まとめ】ワーママ転職は、最適なタイミングを考えてから!出来る準備は早めに進めよう!
この記事では、私自身の経験から、以下の内容について紹介しました。
- ワーママ転職のベストタイミング
- 転職の注意点
- 私自身の転職活動経験談
転職タイミングは、保育園との兼ね合い、小学生になる生活の変化を考慮して考えられるとベストです。
ただし、タイミングを待って辞めたい仕事を我慢し続けてしまう事は、おすすめできません。
しかし、見通しが立っていれば、いつまでの辛抱だと割り切ることも出来ると思います。
転職が難しい時期は、転職への準備を少しずつ始めてみましょう。
職務経歴書を用意しておく、転職エージェントで話を聞いてもらう…など、転職が難しい時期も出来る事はたくさんあります♪
限られた時間で転職活動を行うためには
- 転職エージェントを上手に活用する
- 通勤時間に応募書類の内容を考えてみる
…など、スキマ時間の有効活用をしたり、転職エージェントを活用してみましょう。
転職活動のタイミングを迷われている方に、当記事が少しでもお役に立てましたら幸いです。
このブログでは「ワーママの働き方・転職」「webデザイン」の情報をメイン発信しています!他ページもぜひご覧ください♪
\転職検討中のワーママさんに読んで欲しい/
【体験談】正社員ワーママを退職する前に考えておきたいこと↓
「時短勤務」できる正社員案件だけを探せる「リアルミーキャリア」↓
私が正社員ワーママを退職した時の体験談↓
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