認可保育園の発表を受け、兄弟姉妹が別々の保育園に通う事が決定してしまった場合、今後の負担を考えると不安になるし、落ち込みますよね…。
私自身、上の子と下の子を別々の保育園に通わせていた経験があります。

保育園の決定通知を受け取った時、えっ!まさかの別々の園!?と、かなりショックでした…。
決まってしまったものは仕方ない!と心を入れ替えましたが、今後の負担を考えてしばらく落ち込んでいました…。



保育園に入れただけで有難いことだけど、でも別々の保育園は送迎が大変そうだしやっぱり不安でいっぱいでした。
しかし、保育園が別々な事で意外なメリットもあったのです。
この記事では、実際に私が経験した「兄弟姉妹が別々の保育園に通うメリット」をお伝えしたいと思います。
兄弟姉妹が別々の保育園って、大変そうなデメリットしか思い浮かばないかもしれないのですが、決してそんなことはないですよ~!



なみに、年度途中で下の子の転園が決まり、今は2人一緒の保育園に通っています~!
兄弟が別々の保育園に通うメリットは?
私が感じた、兄弟が別々の保育園に通うメリットを紹介します。
一方の用事で二人とも休まなくて済む


兄弟で別々の保育園に通わせていて感じる最大のメリットは、これです!
下のお子さんは、0歳児または1歳児だと思うのですが、体調不良での呼び出しや予防接種での早めのお迎えが多くなりますよね。
そのまま病院に行くことを考えると「上の子は用事が済むまで保育園にいて欲しいな」と思うのは自然な事だと思います。
しかし、認可保育園で同じ園に通う場合、上の子・下の子、揃って帰宅することになります。
保育園にもよるかもしれませんが、認可園は「仕事が無い時間は、子供と一緒に過ごす」という事が基本方針のためです。



2人が一緒の園の場合、下の子が熱を出してお昼過ぎに迎えに行ったところ、上の子も一緒に帰宅になりました。
上の子は元気なのにどこにも遊びに行けないし、体力が有り余っている様子で大変でした…。
別々の保育園なら、下の子だけ家で見ることが出来るのにな…。
ところが、別々の保育園に在園している場合、もう一人の兄弟の状況など、それぞれの保育園は分からないですし、気にされることもありません。



病院に連れて行く時も、子供2人と一緒に行くのは何かと大変ですよね…!
別々の園の場合、上の子は保育園なので、下の子だけ病院に連れて行く事が出来たのは助かりました。
別々の保育園なら、もう片方の状況までは分からない、という事は最大のメリットかなと思います!
保育園の方針の違いが分かり、今後の教育方針を考えるきっかけになる


保活中の園見学だけでは保育園の方針はあまり分かりません。
園での日々の先生とのやり取り、行事などを通じて保育園の先生方が大切にしていることがわかってきます。
- 子ども自身が好きなことを好きなだけ取り組む事を大切している園
- 幼稚園に近い教育内容を取り入れている園
- 働く保護者の負担を極力少なくしている園
- 保護者も行事に積極的に参加する園
などなど…。
園によって、このバランスがけっこう違うなというのを感じました。
自分はどんな保育・教育を望んでいるのか、改めて考えるきっかけとなり、これから習い事をしたり、小学校に通うようになってからの、家庭での育児・教育方針を考える上で軸となってくると思います。
ママ友が出来るきっかけが2倍!
下の子が入った保育園は、保護者同士のつながりが比較的濃い印象を受けました。



上の子の保育園は、保護者同士のつながりは良い意味でサッパリとしている感じです。保育園によってママさん同士のつながり具合もけっこう違うと思いました~!
私は年度途中で転園が決まったので、最終的に3ヶ月しか在籍せず、私個人としては他のママさんたちと仲良しになるまで至らなかったのですが、転園後も街中で見かけると気軽に声をかけてくれて嬉しかったです!
兄弟が別々の保育園に通うデメリット
次に、兄弟が別々の保育園に通うデメリットを紹介していきます。
送迎が大変


送迎は毎日の事なので、送迎の手間が2倍になってしまうのは、1番のデメリットですね…。
でも、下の子の園の場合、朝の登園時に保護者がする支度がほどんど無く、保育士さんがお昼寝布団のセットや検温をして下さるので、思ったより手間はありませんでした。



着替えやオムツの入った保育園バッグを保育士さんに預けるだったので、親の負担が少なく楽チンでした!
上の子の園は、朝の園での身支度は、お昼寝布団のセット・検温・着替えをロッカーに入れる等を保護者がしなければならず、保育園でバタバタする事が多かったです。
こういった、保護者がどの辺まで支度をするか等も園によって違うので、それによって送迎の大変さも変わってくると感じました。
行事が増える


夏祭り、運動会、お遊戯会…といった保護者が参加する園の行事は、それぞれの園に行かなければならないので大変です。
保育園の行事は大抵は土曜日にあるので、休日は園の行事率が高くなります…!
特に運動会は日にちが重なりやすいので、もし運動会が重なってしまった場合、片一方の園には父親、もう片一方の園は母親とひとりで参加することになります。



でも、某感染症の影響で保護者が参加する行事は少なくなり、行事が増えて大変、という事はありませんでした!
それぞれの園の持ち物、決まりが違うので、慣れるまで混乱する
登園時の持ち物、保育園を欠席する場合の連絡方法、朝の身支度、配布物…。ありとあらゆる事が園によって異なってきます。
それぞれの園の決まりを頭に入れるのが、慣れるまで大変だし混乱しました。



でも毎日こなしていると、それぞれ2つの園のやり方に対応していくのも、早い段階で慣れました~!
別園でも希望を持って!途中で転園が決まり一緒の園に通える可能性も!


別々の保育園に通う事が決定してすぐに、下の子も一緒の保育園に通えるように、役所に転園届を出していました。



年度途中で空きが出る事は少なそうだし、今年度中は転園無理だろうな~と思っていたんです。
しかし!保育園入所3ヵ月後に役所から手紙が届き、息子の転園が決まりました!(想像以上に早くに決まってびっくり!)年度途中に2人で同じ保育園に通える事になったのです!
とても嬉しかったですが、まさかの早すぎる転園。
下の子が保育園にちょうど慣れてきて楽しく過ごしている様子だったので、寂しい思いもあり、実は複雑な心境でした…。



保育園通い始めてから下の子が成長した事もとても多くて、保育士さんや、お友達と楽しく過ごしている様子も見ていたので、あまりにも早過ぎるお別れに、寂しさがこみ上げてきました…。
保育士さんも転園の事を知り、すごく寂しそうにされていて…。慣れてきた所だったので何だか申し訳ない気持ちがありました。



登園最終日はお別れ会をしてもらったようで、下の子は先生から手作りのトーマスのカードを頂いて、トーマス大好きな息子は大喜びでした!
すごく手が込んでいて、急に決まった転園で時間も無い中で作って下さったんだな、と思うと涙が出ました。先生方にはしっかりとお礼の挨拶をしました。やっぱり別れって辛い。
でも、きょうだい同じ園になって、送迎はグンと楽になりましたね!これは本当に大きいです。
兄弟別園の保育園に通っている方はとても多いと思うのですが、意外と思ったよりあっさりと年度途中に転園が決まるかもしれません!ぜひ希望を持って頂きたいと思います!
保育園が兄弟で別々の園に決定。実際に通った体験談まとめ


この記事では、兄弟で別々の園に決定し、実際に通った体験談を書きました。
それぞれ別々の園に通うのは大変ですが、デメリットだけでなく、意外なメリットもあります。
また、途中で転園が決まり一緒の園に通える可能性もあります!
なので、別々の園に決定された方も、ぜひ希望を持って下さいね!